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ハワイの音楽 Hawaiian Music ハワイホテルクラブ

My Radio Life In Hawaii ハワイでラジオの仕事privacy

                   

ラジオの仕事でもなんでも、英語ってのはやっぱり面倒だった
   
日本ではまあまあ英語は得意なほうだったのだろう。あまり自慢にもならないけれど、TOEICだと850点近くだったし、IELTSで6.5だったから、まあまあかなって感じでとりあえず海外で仕事してもなんとか英語は大丈夫だった。最初は。

ラジオステーションでも仲間とも問題なく話はできたし、時々英単語調べて時間とったりしたけれど、それでもまあ苦痛も無く最初はやれてた。

で、だんだん仕事もやり始まっていくと、どうもボキャブラリーが圧倒的に不足していることに気づき始めた。とにかく、伝えたいことが正確な単語で伝えられていない不快感、それと、なんとなく言ってることはわかっても本当にどういう意味で言ってるのか確信がもてない不安感。その両方から逃げられなくなっていった。ラジオなんて言葉の商売でもあるから余計そうなんだろうなあ・・・

それで、学生でおわったとおもってたら結局また英語のお勉強の開始となった。やり始めるとそれなりに身に付く。なんたって毎日英語は使うんだから上達もする。しかし、だ。その先にまたとんでもない壁が待っていた。今度の壁は、「どれだけ勉強しても結局ネイティブじゃない弱み」ってやつ。結局、勉強しても練習してもおいつくことのない英語の世界。これも参った。どれだけやっても先があるし、満足なレベルには至らない。日本でいくら「お前、英語できるんだなあ。うらやましいよ」とか言われてても、結局そんなの狭い世界のお話。本場に行けば日本語で育ったマイナスからのスタートはそう簡単にリカバーできない。これを痛切に感じてしまったわけだ。

その上、さらに勉強して英語が少し理解できるようになると、今度は日本語のボキャが本当に繊細で細かいところまで表現する単語があるのに対して、英語はその細かさがない。それで、言いたいことが言い切れないというとてつもないストレスに陥る。よって、「ああ、懐かしいなあ」とかもダメ。日本語で簡単にいえるのに、英語ではそれが無理。Remember dearlyとか言って「懐かしい」はなんとかなっても、とにかくい日本語は複雑な状況を一言でOKの単語が実に豊富にある。日本語の微細な意味の差を表現できないというもどかしさ・・・。このストレスに染まり始める。とにかく日本語の細かい表現力は異常だ。だから、家に帰るとカミサンに向かってとにかくしゃべっりまくる。じゃないと何か内側にたまっている状態になって気分が悪い。

でも、ふと周りをみると、ハワイに住んでる日本人でも英語はあまり勉強してない人が本当に多い。実際にワイキキだろうがハワイは日本語で生活できてしまうから、それで問題ないのだろう。明らかに「おいおい、それでハワイで仕事やってて大丈夫なんかいな?」と思う人でも、なにも気にせず「僕は英語はアマリできないから!」ってあっけらかんとして生きている。

結局、その人が生きていくのに不自由しなくて、社会でもそれでやっていけるなら言葉ってのはそれでいいのかもしれない、そう思った。だって、僕にしても使ってないボキャなんて日本語でいくらでもある。使ってないわけだから、英語だってそんなことは言うわけもない。個人が何をしゃべりたいかって問題だ。

英語なんてできなくても、日本語の段階で語らない世界ならなにも別に英語で語ろうとすることもない。だから英語で表現する必要もないなら何もストレスにもならないし、不満も不安もないってことなんだな。

つまり僕の英語ストレスは、自分のキャパシティが小さいってことなんだろう。何でも思うようにできないと気分悪いって、つまりキャパが小さいってことだ。小さいこと気にしないなら、できる範囲でやってればストレスなんて起きないてことなんだ。

そう考えるようになってから、あまり英語に染まらないようにした。とりあえず必要なところまでなんとなくできればOKってことだ。英語の先生になるわけじゃなし、それでNo Problem ! ってことだ。

それが、後でアダとなるときがあった。ニュージーランドに住んでた頃、一般人の裁判参加制度があって(日本の裁判員制度ってことか)、無理やりJuryとして参加させられる羽目になった。そりゃまずいって。法律を語る場で、人を裁く場で中途半端な英語じゃダメだろうって。

それ以来、しばらくまたもや英語ストレスにうなされた。もしかしたら僕は海外生活は向いてないのだろうか・・・そんな思考に埋没してしまっていた。

で、もうとことんわからなくなった・・・よって結論。

「よくわからんから、もうとにかくハワイにもどりたい・・・青い海と空があればそれでいい」  なにがなんだかわからないから、そう思って終わりにした。


MAHALO & ALOHA !!
    Takeshi