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ハワイの音楽 Hawaiian Music ハワイホテルクラブ

サンランド Sunland We Are Only Humanprivacy

   
                   

大ヒットしたサンランドの1曲と・・・思い出
   
この不思議なハワイのバンドが一時売れていたんですねえ・・・

ハワイの音楽には全く聞こえないこのサンランドのWe Are Only Human。せいぜい途中でハワイ語が出てくる以外はすべてダンスミュージックの色だけっていう不思議なハワイ産POP。で、これが相当ハワイで売れたことがある。ハワイで凄い長い間ナンバーワンヒットだった。懐かしい。

ハワイ売れたって言うので、ハワイのプロモーターから連絡があって日本でどこかと契約して売り出してくれって電話だったのだけど、まあハワイのアーチストなんてそう簡単に日本で契約なんてならないわけで・・・。まあダメでもよければレコード会社にあたってみますよっていいながら、知人がいるビクターに行ったら・・・なんと、後日電話で「やる!」って。すげえ、こんなダンスミュージックどうやって売るんだろうと思いながらも、まあやり始めたら当時洋楽部で一押しになってしまって、東京でラジオはヘビーに流れるしトントン拍子で日本で結構売れてしまった。笑いだった。

それで一番舞い上がったのがサンランド自身。中には突然メジャーアーチストになったつもりで天狗状態になってしまったのもいて。さすがハワイから東京にやってきて舞い上がりすぎだって!態度を豹変させるな!まあ、それでレコード会社のディレクターも嫌気がさしてたときもあったなあ。でも、ボーカルのクラウディアという女の子はやたらいい子で可愛げがあった。ビクターにも可愛がられてて、ビクターの担当者が彼女が日本にきたときカラオケに連れて行ったらしい。そしたら、歌い始めたわけだけれど、当然ながら滅茶苦茶歌がうまい。I Will Survive とかアメリカンPOPを熱唱するわけだけど、それで店がやたら盛り上がって店中が「あの子は誰なんだ状態」になってしまったという逸話が残っている。酔っ払ったおじさんたちにも愛想がよくて、店で一瞬にしてアイドルになったという。まあ、楽しい話です。

その後、日本の雑誌の取材でハワイにいってクラウディアに雑誌社の人たちと合って、夜はワイキキでゴハン。そしたら、また明るい性格なので雑誌社のスタッフがみんな好きになってしまって、その夜も大盛り上がり。チェンマイでタイ料理食べて酒飲んで語って笑って・・・。次の日はアロハタワーで写真とって、移動してハワイカイで写真とって・・・当時クラウディアがハワイカイのきれいな家に住んでいて、突然家に招待されてお母さんにまで会わされて・・・。なんかハワイのノリなのかダンスミュージックのノリなのか単にクラウディアのノリなのか・・でも、とにかく愛される女の子だった。アイドル性もあったっていうことなんだろう。

サンランドを聴くとその当時のことをなぜかきれいに全部思い出す。サンランドのノリも凄かったけれでど、それに影響されて間違いなくレコード会社も雑誌社もそして僕自身もノリノリで動いていた時期だったんだろうと思う。

ひとつだけ今本当に残念なことがあるけれど、当時一緒にその時期を楽しんだビクターの担当者の一人が去年他界してしまった。あまりに楽しい時期を過ごしただけに、その現実を受け入れるのはとてもつらい。ハワイは美しいし、楽しい。どんな過去もきれいなものにしてしまうのがハワイだけれど、僕にとってサンランドは最高に楽しい時間でもあった。でも、それがあまりに楽しかったがゆえにどうしても受け入れたくない現実もあるのだろう。ハワイに夢破れることは似合わない。だから、また新しいいハワイを夢見たい。そう思っている。

Sunland Forever !       Takeshi