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ハワイの音楽 Hawaiian Music ハワイホテルクラブ

ジョアンヌ・マイルス What's Come Over Me privacy

   
                   

凄い才能があったシンガー、今はどこに・・?
   
かつてジョアンヌ・マイルスという才能がいたが、ハワイにはもういない

ハワイらしからぬ才能の持ち主だった。ジョアンヌ・マイルスという女性ミュージシャン。なにせアルバム全曲が自作曲で演奏から歌までほぼ完全にこなしてしまう。そして、曲もいい上に歌えば恐ろしい歌唱力。もし、ロサンゼルスかニューヨークにいたら別の人生があったんじゃないか、とすら思った。

なにせ、ハワイだ。ハワイアンミュージックが中心に動く音楽マーケットの上に、ヒットが出てもせいぜい5万枚くらいしか売れない。大ヒットしたってほんのたまに10万枚程度。ましてPOPS曲はそこまで絶対に売れない。ハワイアン市場なのだ。

しかし、ジョアンヌマイルスの才能は間違いなくワンランク違った。ハワイがダメなら日本はどう?と思って日本のタワーレコードに持っていったら、即、一押し作品にきまって全店展開プロモーションになった。パールジャムとかあたりと同じレベルでセールスが始まったわけだ。本当に誰もしらないアーチストであって、CDを聴いただけで担当者が決めたわけだ。やはり音楽で人を動かせたアーチストだった。

このWhat's Come Over MeはCDアルバムの最初にはいっている曲。そしてそれが歌唱力抜群で語りかけるように歌っている。聞かせてくれるシンガーだし、こんな曲をわずか10分で作ってしまう(本人談)才能はやはり凄い。

このアルバムにある曲はどれもが一度聴いたら覚えてしまうようなキャッチーなメロディーの曲だった。これだけの作曲能力をもちながら、やはりハワイに長くいてしまったのが残念だった。

数年後、カリフォルニアに移住した話はきいたから、明らかにもうハワイにはいない。でも、カリフォルニアで歌い続けているのかどうかもしらない。どうしているのだろう。

いっときは本当にハワイでよく時間を共にしたし、仕事も共に楽しんだ。だから、この曲を聴くとハワイのその頃の記憶が鮮明に蘇る。

この作品は当時、スーパーQステーションの自主レーベルのIsland Jam Label が制作したものだったけれど、レコーディングにはハワイの腕利きのミュージシャンが毎日、日代わりで訪れていた。情熱ある仲間が未来をみていた頃、こんな作品がハワイで作られていた。

いい思い出のひとつ・・・なんだ。


MAHALO & ALOHA !!
    Takeshi