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ハワイの音楽 Hawaiian Music ハワイホテルクラブ

ハパ  Hapa Lei Pikake

   
                   

混合・混血、そしてフュージョンする音楽、それがハパ
   
アロハタワーでハパを聴いた夜

ハパは好きなミュージシャンだった。しばしばハワイではラジオで聞いていたし、誰かがハパの話題を持ち込んできたりして、情報だけはどこかしらから入ってきた。

そんなとき一度だけハパがラジオの録音でスーパーQに来てくれたことがあった。話しをしてたら、アロハタワーでライブをやるっていうので、スケジュールをやりくりして出かけていった。

ライブで見るのとCDできくのがはなはだしく違うミュージシャンってのは多いけれど、ハパも典型的なそのタイプだった。なにが違うかというと、CDで表現が伝わりきれない音楽の幅、深み、静寂と激動、そんな生のハパがやたらにCDからはみ出してきてライブはすごいことになっていた。

まずは、歌がやたら聞かせてくれる。CDでもすごいんだけれど、生だとスピリットがモロに伝わってくる。直接語りかけられるような感じで心臓に直撃をくらうような鋭敏な感性が流れていた。そして、ギター。これには驚いたけれど、ギターだけでもミュージシャンやれるくらい(やれる、おそらく)、本当にギターで聞かせてくれる。うますぎるくらいうまい。テクニックとかじゃなくて、とにかく聴きたくなるギターなわけだ。うまくいえないが、感性としてのギターテクニックが超一流だった。まあ、ひきまくって早く弾けばいいって感じのロックギターとは全く違うってことなわけで・・・。

最後に、歌なしで(当然だけど)サンタナの哀愁のヨーロッパをアコースティックギターで演奏したのだけれど、これがまた泣かせてくれた。サンタナがエレキであれだけ確立したギターサウンドをハワイの感性で美しくも劇的な哀愁のヨーロッパにして聞かせてくれた。生でやってここまで聞かせるかって思うくらいすごかったなあ。アンプラグドっていうシリーズがロックのアーチストの中で一時はやったけど、ロックの曲はたいていはやっぱり電気なしだと原曲には及ばない。でも、ハパは原曲と同じくらい、というか全く別の「ハパの曲」にしてしまった。

ハパってのは、ハワイ語でハイブリッドという意味らしい。つまり、いろんな血が混ざってるってこと。ハパが演奏すると何でもフュージョンにしてしまって、それが滅茶苦茶カッコいいってことなんだろう。

でも、このLei Pikake は本当に純粋なハワイを聞かせるなあ・・・これも、ハパなんだよなあ。



MAHALO & ALOHA !!
    Takeshi