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ハワイの音楽 Hawaiian Music ハワイホテルクラブ

エルビスプレスリー  Aloha Oe & Blue Hawaiiprivacy

   
                   

ハワイの原型がここにあるんだろう
   
ハワイがまだ本当に楽園の島でしかなかったころ

ブルーハワイというエルビスプレスリーの映画が好きだった。正直なところ、エルビスにはさほど興味があったわけでもなく追いかけたこともない。世代も違いすぎて遠すぎた。でも、ハワイが好きになってからブルーハワイは何度か見た。そしてこの映画がなぜか好きな映画になってしまった。
エルビスファンとしてみていたというよりも、あきらかにそこに写るハワイを見ていた。映画には、ワイキキが出てきたり、ハナウマ湾で戯れるエルビス、そしてオアフ島をドライブして裏側にまわってウサギ島が見える風景など、今でも僕らが知っているハワイが出てくる。けれど、それらがすべて原型で見れる。すべてが、今のように観光の手をさほどいれられていないハワイのあるがままの姿で見ることができる。そこになぜか、心惹かれてしまったわけだ。

ここでのハワイはあまりにも素朴で美しい。もちろん、この時点でもアメリカの領土になっているわけだからすでに本来のハワイではないのかもしれないけれど、まだ巨大な資本によってハワイが開発され変わっていく様子までは映し出されていない。

僕はこの中で歌われるアロハ・オエやブルーハワイもとても気に入ってしまった。エルビスの本来のロックンロールではないけれど、ハワイの美しい音楽がこの映画最大の魅力だった。

でも、不思議なことに、なんども映画を見るうちに、なにかだんだん変わってきたことがある。それは、この映画を見てハワイがもっと好きになり、ハワイの原点を知りたいと思ったこと。そして、さらに見続けていたらエルビスが好きになってしまっていた。エルビスは晩年(といっても早くして亡くなっているのだけれど)華やかなイメージを失ってしまい、人生をも見失っていたような時代だった。だけれども、この映画の中のエルビスは凄い。何も恐れていない。何も疑っていない。前を向いて力強く歩くアメリカの青年がこの映画にものすごい存在感で映し出されている。ハワイのもつ自然と力強さ、そしてエルビスの強烈な存在感とカッコよさ。歌のもつエネルギーの輝き。

この映画を見ると、そしてこの映画の音楽を聴くと、今でもハワイとエルビスが僕の心の中で共存しているのがわかる気がする。

MAHALO & ALOHA !!
    Takeshi