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ハワイの音楽 Hawaiian Music

セシリオ&カポーノ  Summer Lady privacy

   
                   
セシリオ&カポーノの乱れぬコーラスの美しさにトロケタ
   
ハワイのアロハタワーで歌声聴いてたころ

アロハタワーにかつてカポノズというライブミュージックバーがあった。名前の通り、ヘンリーかポーノが経営していたバーだった。毎晩ライブが行われ、もちろん彼自身も登場。一度、インタビューしに取材で会いに行ったのもこの店だった。

会って見ると強そうな体つきで威圧されるような印象もあった。ところが、話し始めるとだんだんいろいろ楽しく話をしてくれて、好きな寿司屋がワードセンターにあるとか、お前のTシャツなかなかいいねえ、とか少しばかりこちらもリラックスして会話ができた記憶がある。

でも、最初は緊張した。何故って大好きなアーチストだったからだ。すでにそのころはC&K(セシリオ&カポーノ)というデュオでは活動はやめていて、ヘンリーカポーノという単独のアーチストとしてワーナーのメジャー契約になっていたから、ハワイのアーチストというよりアメリカ全土に名前もとどろいていた。

彼の曲はたくさん聞いた。中でもスタジオ録音ではなく、C&Kがワイキキシェルで行ったライブアルバムに入っている曲の多くが好きで、またそれらの録音状態もスタジオより気に入ってしまって、気がつくと毎日のようにそのライブアルバムを聞いていたことがある。

Summer Ladyはその中でもトップクラスに好きな曲で、このコーラスの美しさと音の残響感があのハワイの夕暮れ時、トワイライトな時間を思い出させてくれる。なんというコンビネーション、なんという才能、なんという奇遇でこの二人は出会ったのだろうかと感動しきりだった。サイモン&ガーファンクル、さらに大げさに言えばジョンレノンとポールマッカートニーのコーラスのレベのごとく、この声の質のマッチング感は絶対に誰か他では代えがきかないものなのだ。

アロハタワーでヘンリーに会って、そのままライブを楽しんだ。そのとき聞いた声は、C&Kの声そのものだった。帰ってきて、インタビューのテープを聴きかえしていたらハワイに染まってC&Kで毎日を過ごした頃を思い出して、不覚にも涙が出た。




MAHALO & ALOHA !!
    Takeshi